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Terasic社 New Stratix V FPGA Board (TR5 Series)
高速性、最先端メモリインタフェイス、および最大規模ロジック容量、等を求める設計ニーズを満たすために、Terasicは、高頻度トレーディング、データ処理、ネットワーク、信号処理、等の高帯域幅アプリケーションに向けた新しいホストFPGAボード、TR5-Liteとフレキシビリティと機能拡張が盛り込まれているTR5-F40Wを発表しました。

TR5-Liteは、ボート長1/2のロープロファイルボードです。Stratix Vシリーズにおける最小フォームファクタのFPGA開発キットであり、デュアル外部10G SFP+モジュールをサポートします。またメモリオプションとして、2つの独立した2GB DDR3 RAMバンク、4つの独立した32MB QDRII+バンク、256MB高速パラレルフラッシュメモリ、そしてメモリ拡張用SATAポートもサポートします。また外形形状がスリムなフォームファクタ・パッケージであるために、TR5-Liteは寸法制約が厳しいサーバでの利用が可能となります。
TR5-Liteは、100万ロジックエレメントクラスのStratix V GX FPGAを搭載しています。さらに、インテグレーションされるトランシーバは、12.5 Gbpsの転送速度が可能になり、PCI Express規格バージョン3.0、第3世代SATAに完全準拠しております。同様に10G SFP+とのストレート接続のために超低レイテンシーを実現しています。

小規模FPGAでフレキシビリティを求めるお客様には、TR5-F40Wを用意しています。標準高さとボード長1/2のサイズで、TR5-F40Wは、340KロジックエレメントのStratix V GX FPGAを搭載し、高速PCIe通信、4つのSFP+通信ポート、SATAポート、および拡張可能HSMCポートを備えています。
Terasic社CEOのSean Pengは以下のようにコメントしています。
「今後の高頻度トレーディングおよびネットワーキング・アプリケーションは、高帯域幅メモリアーキテクチャを装備したFPGAを利用する方向に向かっています。当社は、高品質な製造メーカーとしてその方面における最新でコスト競争力の高いソリューションを開発し、高性能コンピューティング技術分野のみならず、高頻度トレーディングを求める金融業界での貢献も目指して行きます。」
Stratix V FPGAボードは間もなく提供が可能となります。最新情報(英語)は以下にアップデートされています。
http://stratix5.terasic.com/