このNANDフラッシュコントローラIPコアは、東芝およびサムスン社のトグルモードDDRデバイスをサポートし、さらにEZ-NAND ONFI 2.3プロトコル対応のマイクロン社のClearNAND統合メモリとエラーコレクションデバイスをサポートします。
またONFI(Open Nand Flash Interface)3.0仕様すわなち転送速度400MT/secがターゲットとなる仕様を満足する設計となっており、先行して生産されているONFI3.0互換メモリデバイスでハードウェア検証がされています。
本IPコアはエラー訂正、不良ブロックマネジメントおよび暗号化サポートが可能です。ハードウェア内の重要な機能として高速データ転送、コンフィギャラブルな面積最小化および低電力化オプションが実装されています。
DRSシグナルソリューションズ社の主席エンジニア、デビッド・チェン氏は以下のようにコメントしています。
「私はCAST社のNANDフラッシュコントローラを、その機能、ClearNAND FlashとONFI標準のサポート、そしてザイリンクス・アライアンスメンバーとして認定されている確かな会社のIPであることから選定しました。」
CAST社のパートナーであるEvatronix SAによれば、ロイヤリティフリーのコントローラコアは、ASIC向けに論理合成可能なRTL、あるいはFPGA向けに最適化されたネットリストで提供されていると報告しています。バージョンの範囲は、非同期専用コアまたはブートコード格納アプリケーションから最新メモリデバイスの全帯域幅を必要とするアプリケーション向けのフルファンクション、そして高速コアです。インテグレーションは標準のシステムバスAMBA、AHB、AXI、Avalon、CoreConnect PLB、およびOCPとのインタフェースにより簡素化されています。
販売開始予定 2012年第1四半期現在すでにリリース済み