CAST社、CANバスコントローラIPコアの出荷を開始

CAST社のIPコアに、コントローラエリアネットワーク(Controller Area Netwrok:CAN)バスプロトコルをサポートする新しいファンクションが追加されました。

パートナーであるフラウンホーファー社(Fraunhofer)IPMSより提供されるこのIPコアは、CAN-CTRL CANバスコントローラで最新の2.0B CANバスプロトコルとISOのISO-11898-1データリンクレイヤ仕様に準拠しています。
お客様はISO 16845道路運送車両CAN規格適合テストプランに対して完全にテストされたするIPコアを使用した正確で徹底した機能検証を実行できます。

CAST社マーケティング担当副社長のニコス・ゼルバス(Nikos Zervas)は次のように述べています。
「自動車制御および通信システムへの多様な厳しい要求が最近で著しく大きくなりつつあるなか、CAN関連商品に向けて当社は安定した販売を続けております。この新しいCANコントローラのコアは、機能と性能の両面を設計者に提供します。」

ASICあるいはFPGA向けCAST社CANコアは、CANデータリンクレイヤのためのデータフレーミング、伝送、受信と同期、およびエラーレポートを処理するハードウェアコントローラをインプリメントします。新しいコアは、少ないソフトウェアオーバーヘッドで高速なバッファリローディングのためのSingle-Shot伝送モードとしてのアクセプタンスフィルタや、フィリップス社ディスクリートチップSJA1000のPeliCANモードと同様な機能をコンフィギャラブルに追加します。後者にはプログラマブルなエラー警告限界と良質なデータトラフィック分析のためのListen専用モードを含む重要エラー診断が含まれます。

販売開始予定 2012年第1四半期現在すでにリリース済み

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