Woodcliff Lake, NJ, USA発 – 2014年3月19日。株式会社日本ジー・アイ・ティー(以下、GIT)は、米国半導体IPプロバイダCAST社がライセンスする8051IPコアを、産総研(以下、AIST)向けのGITが開発するカスタムチップに採用しています。
8051によって制御されるチップは、静電荷を検出・測定するMEMS(Micro Electro Mechanical System)センサー( MEMS – EFS)を適用したAISTの研究活動を支えています。システムは、自己感応圧電マイクロカンチレバーを採用し、検出された静磁場の強度に比例した出力電圧を得るために、それらの振動によって生じる電荷を検出して処理をします。
GITの設計技術者・中川氏は以下の通りコメントしています。
「CASTの効率的で使いやすい8051コアは産総研の革新的な静電界センサ·システムを構築する私たちの課題に最適なソリューションでした。AISTが発表した研究プロジェクトは、総合科学技術会議( CSTP )によって開始され、最先端研究開発支援プログラム( FIRSTプログラム)によって支援されました。AISTについては、http://www.aist.go.jpで詳細を確認することができます。
株式会社日本ジー・アイ・ティーは滋賀県栗東市に本社を置き、横浜、大阪、およびカリフォルニア州サンノゼ市に拠点を持っています。同社は、LSI 、半導体や高密度基板設計および製造サービスを提供しており、超広帯域( UWB)技術の主要開発メーカーです。 株式会社日本ジー・アイ・ティーのホームページ(www.git – inc.com)は、こちらをご覧ください。
半導体IPプロバイダ米CAST社は、 8051 IPコア製品の世界的リーダーであり、これまでにも多くのデザインインを獲得しています。また32ビットBA2xプロセッサ、 H.264とJPEG圧縮、システム相互接続や周辺機器などのIPコアも備えています。これらは米CAST社のロイヤリティフリーIPコアおよびサブシステム製品ラインの一部です。 詳しい情報は www.cast – inc.comをご覧ください。またはTwitterで@castcoresをフォローしてください。
AISTが開発する圧電型MEMSスタティックセンサ