この度、HDL Works社のIO Checker 2.3がリリースとなりましたのでお知らせいたします。(IO Checkerの製品紹介および価格情報は、こちらからご確認下さい。)
以下の新しい機能が追加され、一層使い易いツールとなりました。
- ダイレクトにPCBデータからコンストレイントの生成が可能
- ザイリンクス社設計ツールVivadoのサポートを開始(コンストレイントリーダとピンレポートリーダの両方)
- プルアップ/プルダウン回路の認識
- ネットリストデジグネータを容易に読み出し
- サポートするFPGAファミリーの拡張(アルテラ、ザイリンクス、マイクロセミ)
それぞれの詳細は以下の通りとなります。
Constraint generator
PCBデータのみからFPGAのコンストレイントを生成するコンストレイントジェネレータです。いくつかのオプションが用意されております。修正された、あるいは新しいコンストレイントは、シグナルビューのコンストレイントカラムに、黄色の背景で表示されます。
User interface
プロジェクトのPCBデータプロパティページにデジグネータを抽出するボタンが追加されました。この機能で32ピン以上のネットリストからすべてのデジグネータを集めます。そして適切なデジグネータを見つけるための作業を容易にします。吹き出しのアドバイザが瞬時にデジグネータの個数を表示し、リストがデジグネータのドロップダウンボックスに追加されます。
Pull-up / Pull-down circuits
2ピン抵抗のようなシンプルなプルアップ/プルダウン回路が認識された場合、PCB名の前に適切なアイコンがカラムに表示されます。プルアップ回路に対しては認識された電圧がシグナルビューのPCBカラムで、信号名のあとのブラケット間に表示されます。
Tool support
ザイリンクス社のVivadoコンストレイントファイルフォーマット(XDC)用に、読み出しおよび書き込み機能が追加されました。
Device Support
以下のFPGAデバイスファミリーが追加されました。
- Microsemi
- Igloo 2
- SmartFusion 2
- Altera
- Arria V
- Cyclone V
- Stratix V
- Xilinx
- Virtex 7
- Zynq
商品の詳細情報(英語)はHDL Works社のホームページで確認できます。